PAUL McCARTNEY [ Still Dreamin' Apart ] | | DATE | 19900401 | PLACE | Berkeley, CA | LABEL | MISTERCLOUDEL | CODE | mccd-134_5 | SOURCE | Soundboard | TYPE | 2CD | PRICE | ¥ 6,880 | |
《 Products Information 》
マニア必携Mクローデル・レーベルの最新作は、ポール・マッカートニー10年ぶりのツアーとなったゲットバック・ツアーより、1990年4月1日バークレー公演をサウンドボードで完全収録したタイトルになります。
この1989年、1990年と2年越しで行なわれたゲットバック・ツアーは、ニューアルバム『Flowers In The Dirt』のリリースと共に、新たなバンドを従えて行なわれました。 ポールのツアーがウイングス時代以来、実に10年ぶりであったこと、その間にジョンレノンが凶弾に倒れ、1985年のライブエイドではポールに責任がないとはいえ失敗に終わったこと、そんなこんなで2度とツアーに出ないのではと言われていただけに、熱狂的に迎えられました。 さらにコンサートの内容がビートルズ時代の楽曲が多く含まれていたことも話題となりました。
ゲットバック・ツアーは、ツアー終了後にライヴ・アルバム『Tripping The Live Fantastic』と映画『Get Back』として総括されましたが、オフィシャルリリースされた割には、サウンドボード音源というのは数多くありません。 また、存在しても断片的なものが多く、1990年のウェンブレーは複数のコンサートを編集して擬似完全版にしたものであるし、1990年3月9日東京公演は「Let It Be」以降がなく、またYCから3公演分サウンドボード音源がリリースされていますが、どれも頭が欠けていたり、後半が欠けていたり、また不完全なものでした。 意外や、サウンドボードでワン・コンサート完全収録というのは、今まで1990年3月7日東京ドーム公演の1公演しかないのが現状です。
そして本作は、実に2公演目となる、サウンドボード完全収録盤なのです。 1990年3月31日と4月1日と、月をまたいでカリフォルニア州バークレー(ポールはMCでサンフランシスコ!と言っていますが、これはサンフランシスコ・ベイエリア内という意味だと思われます)で連続公演が行なわれました。 このバークレー連続公演からは両公演ともサウンドボード音源がリリースされていました。 初日3月31日はYellow Catレーベルより『Berkeley Concert 1990』(ジャケットには4月1日とありますが、これはクレジットミスで実際は3月31日)という2枚組がありましたが、これはコンサートの頭が欠落しており、「Rough Ride」からの収録。 コンサートの冒頭は依然としてどこにも収録されていない不完全なものです。 コンサートのワクワクするオープニングから数曲が未収録というのは致命的な欠落です。
そして2日目4月1日は、Big Musicという無名なレーベルから『A Dream Apart』という1枚モノのタイトルがリリースされているのみでした。 ディスク1枚分しかないため、当然完全収録ではなく、コンサートの最初から中盤の「I Saw Her Standing There」までの収録でした。 コンサートのハイライトとなる後半およびアンコールがまるまる欠落しているということで、前日以上に致命的な欠落を要していました。
このように、1990年バークレー連続公演は、音質抜群のサウンドボード音源が流出しているものの、いずれも致命的な欠落があるというのが現状でした。インターネット上では、この2公演を編集して擬似完全盤として流通されている音源もありますが、マニアにとっては1公演のみで本当の完全収録のタイトルが望まれていました。 そして前述のように、それは1990年3月7日東京ドーム公演のみしかないという淋しい状況だったのです。
さて本作は、このバークレー連続公演の2日目を、初めてにして、3月7日東京ドーム公演に続いてワン・コンサートをサウンドボード完全収録したタイトルになります。 初登場なのはもちろんのこと、今まで一切出回っていなかった独占音源です。先述の『A Dream Apart』の完全版とも言うべきもので、やはり存在していたのだという感慨を抱かずにはいられません。 音質は完璧なサウンドボード音源で、リンダのキーボードが大きくミックスされています。 なぜこのようなバランスになったのかは不明ですが、高音質であることには変わりありません。 また「The Fool On The Hill」の冒頭数秒と、「Coming Up」の後半がサウンドボード音源では欠落しています。 このわずかな2箇所は、これもまた初登場となる同日の高音質オーディエンス音源にて補完し、コンサート本編を欠落なく通して聴けるように編集がなされています。 この補完に使ったオーディエンス録音は、それだけでも作品になるほどクオリティの高い音質ですので、違和感もそれほど感じません。 1990年4月1日のバークレー公演を初登場サウンドボードにて完全収録。 このツアーでは2公演目となるサウンドボードでワン・コンサート完全収録盤です。 美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
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DISC ONE 01. Figure Of Eight / 02. Jet / 03. Got To Get You Into My Life / 04. Rough Ride / 05. Band On The Run / 06. We Got Married 07. Let 'Em In / 08. The Long And Winding Road / 09. The Fool On The Hill / 10. SGT.Pepper's Lonely Hearts Club Band / 11. Goodday Sunshine / 12. Can't Buy Me Love / 13. Put It There / 14. Things We Said Today / 15. Eleanor Rigby
DISC TWO 01. This One 02. My Brave Face / 03. Back In The USSR / 04. I Saw Her Standing There 05. Coming Up / 06. Let It Be / 07. Ain't That A Shame / 08. Live And Let Die / 09. The Hustle / 10. Hey Jude / 11. Yesterday 12. P.S. Love Me Do / 13. Get Back / 14. Golden Slumbers - Carry That Weight - The End
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