PAUL McCARTNEY [ Secret Gig 1991 July ] | | DATE | 19910719 | PLACE | Cliffs Pavilion, Westcliff-On-Sea UK | LABEL | mistercloudel | CODE | mccd-262_4 | SOURCE | Audience | TYPE | 3CD | PRICE | ¥ 7,180 | |
《 Products Information 》
マニア必携Mクローデル・レーベルより、ポールの1991年シークレットギグがリリースになります。
1990年に大規模なワールドツアーを終え、次なるツアーに向けての充電期間であったこの年。 年始にMTVアンプラグドに出演し、それは『Unplugged Official Bootleg』として結実しました。 この完全版もMクローデル・レーベルよりリリースされています。 その後、あまりブランクが開くとバンドの力量が落ちるという懸念から、小規模なツアーを行なうことになったのです。 上記のように、バンドの力量を維持するためのものなので、日程は無理なく、1991年の5月から7月にかけての3か月間、それぞれ月に2度のコンサートを行なったのです。
このツアーは大規模なワールドツアーの狭間にあって、事前の告知も最小限にサプライズ的に計画され、シークレット・ギグと呼ばれている、わずか6公演のみのミニツアーでした。 このような特別なツアーなだけに、セットリストやアレンジに大きな特徴があり、ファンの間でも人気の高いツアー。前半はアコースティック、後半はバンド編成と、2部構成になっており、アコースティックは前述のアルバム『Unplugged Official Bootleg』収録のナンバーが中心。 とはいっても、スタジオライヴと異なり、小さいとはいえライヴ会場での演奏なので、その雰囲気はかなり異なったものとなっています。 アルバムには未収録であった「Down To The River」なども聴きどころの一つ。 また「Coming Up」は、これはもう、このようなツアーでしか出来ないような、超スローなブルース的アレンジのバージョンになっており、非常に驚きます。
本作に収録の2公演は、最後の月、7月に行なわれた2公演を収録しています。 まず最初は1991年7月19日、このツアー唯一イギリスでのコンサート、クリフス・パビリオン公演を完全収録。ご存じの方も多いと思いますが、同ツアーのミーンフィドラーなど音はクリアなのですが、ポールの声より観客の歌う声の方が大きいという欠点がありました。 狭い近距離な会場がメインだったので、それは致し方ない部分でもあるのですが、このクリフス・パビリオン公演はそのようなことはなく、ポールのヴォーカルがはっきり聴こえるこのツアー最良のものとなっています。 しかも面白いのは、「I Saw Her Standing There」において、演奏が終わったにも関わらず、熱狂的なファンを前に、ポールが同曲を再びリプライズするのです! このようなパターンは他に見当たりません。 また、この日のコンサートの特徴としては、途中で詩の朗読コーナーが挿入される点です。 エイドリアン・ミッチェルという詩人が、ポール作の詩を朗読するというコーナーがコンサートの途中に設けられるという、いっぷう変わった趣向で、バックではバンドが「Junk」をBGMとして演奏しています。
また後半は、1991年7月24日コペンハーゲン公演を完全収録しています。 こちらは詩の朗読コーナーこそありませんが、やはりアンプラグドの前半、バンドの後半と、二部構成のコンサートとなっています。 興味深いのはポールが曲順を間違えてしまい、一度「High Heeled Sneakers」を演奏しだすものの、すぐに間違いだと気付いて演奏を中断、仕切りなおすというシーンがあるところ。 もちろん「High Heeled Sneakers」は1曲あとに完全に演奏し直されています。 一曲くらい前後しても構わないのではないかと思いますが、そこは当初のステージ構成通りやらねばならないという、ポールのステージの、よく言えば完全主義、悪く言えば融通の利かなさが露呈している場面です。
1991年シークレットギグの最終7月に行なわれた2公演を高音質完全収録。 非常にレアな短期ツアーなだけにタイトルが限られているツアーでしたが、7月19日クリフス・パビリオンはCDとしては初登場、7月24日コペンハーゲン公演も音質アップでのマスター収録です。 さらにボーナストラックでは、この両公演を伝えるテレビ・レポートやラジオ・レポートを収録。 一部ですがサウンドボードでこれらのコンサートを聴くことができます。 もちろん美しいピクチャーディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。
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Cliffs Pavilion, Westcliff-On-Sea UK July 19, 1991
DISC ONE 01. Mean Woman Blues / 02. Be-Bop-A-Lula / 03. We Can Work It Out / 04. San Francisco Bay Blues05. Every Night / 06. Here, There And Everywhere / 07. That Would Be Something / 08. Down To The River09. And I Love Her / 10. She's A Woman / 11. I Lost My Little Girl / 12. Ain't No Sunshine / 13. Hi-Heeled Sneakers / 14. I've Just Seen A Face / 15. Song In Space poetry reading / 16. I Like That Stuff poetry reading / 17. Maybe May Time poetry reading / 18. Hot Persuit poetry reading / 19. Good Rockin' Tonight / 20. Twenty Flight Rock / 21. Band On The Run / 22. Ebony And Ivory / 23. I Saw Her Standing There / 24. I Saw Her Standing There Reprise
DISC TWO 01. Coming Up / 02. Get Back / 03. The Long And Winding Road / 04. Ain't That A Shame / 05. Let It Be / 06. Can't Buy Me Love / 07. Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band Falkoner Theater, Copenhagen Denmark July 24, 1991 08. Mean Woman Blues / 09. Be-Bop-A-Lula / 10. We Can Work It Out / 11. San Francisco Bay Blues / 12. Every Night / 13. Here There And Everywhere / 14. That Would Be Something / 15. Down To The River / 16. And I Love Her / 17. She's A Woman / 18. I Lost My Little Girl / 19. Ain't No Sunshine / 20. High-Heeled Sneakers breakdown / 21. I've Just Seen A Face
DISC THREE 01. High-Heeled Sneakers / 02. Good Rockin' Tonight / 03. Twenty Flight Rock / 04. Band On The Run / 05. Ebony And Ivory / 06. I Saw Her Standing There / 07. Coming Up / 08. Get Back / 09. The Long And Winding Road / 10. Ain't That A Shame / 11. Let It Be / 12. Can't Buy Me Love / 13. Sgt Pepper's Lonely Hearts Club BandDISC THREE / TVS News July 20, 1991 / 14. Be-Bop-A-Lula MTV Europe News July 23, 1991 15. Band On The Run / - We Can Work It Out / - Get Back Copenhagen Press Conference July 24, 1991 16. The Long And Winding RoadI Kobenhaven July 24, 1991 / 17. Mean Woman Blues / 18. We Can Work It Out
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