PAUL McCARTNEY [ On The Run Moscow 2011 ] | | DATE | 20111214 | PLACE | Olympic Arena Moscow Russia | LABEL | MC | CODE | mccd-357_9 | SOURCE | Audience | TYPE | 3CD | PRICE | ¥ 7,480 | |
《 Products Information 》
■3度目となるロシア公演を高音質にて完全収録。 ■「Come And Get It」「The Word」「愛こそはすべて」などレアナンバー多数! ■ボーナストラックではこの日演奏されなかった同ツアーの楽曲を網羅
Mクローデルの最新作は、オン・ザ・ラン・ツアーから、ON THE RUN ヨーロッパ・ツアーより、12月14日モスクワ公演がリリースになります。このON THE RUNツアーは、いくつかのレグに分かれ、モスクワを含むヨーロッパ・ツアーは11月26日にイタリアはボローニャで始まり、12月20日リバプールにて一旦幕を閉じます。この僅か一か月に満たない期間に行なわれたコンサートは、この時のみしか演奏していない珍しいセットリストが魅力で、起伏に乏しいポールのツアーに特別な価値を与えています。
ポールにとって2003年、2004年に続く3度目のロシア公演。過去2度は広場に設営した仮設ステージでしたが、この年は西側諸国がボイコットしたモスクワ・オリンピックのメイン・スタジアムが会場に選ばれました。この大きな会場を埋め尽くすファンの前でのフル・ステージ。過去2度のロシア公演を凌駕する素晴らしい演奏が魅力といってもいいでしょう。注目のセットリストは、基本的にON THE RUNツアー序盤の特長を備えたもので、「The Night Before」などのビートルズ・ナンバーの他、今までサージェントのリプライズとメドレーで演奏されていた「The End」が、「Golden Slumbers」と「Carry That Weight」から演奏され、90年以来となるアビーロード・メドレーの復活となっています。
このような特長を踏襲しつつも、このヨーロッパ・ツアーのみ、特別な曲が加えられたのです。まず驚くのはバッドフィンガーにプレゼントした「Come And Get It」を演奏している点です。ポールはピアノに座り、あの印象的なイントロを奏でています。一般には馴染みが薄い曲だけに客席の反応はいまひとつですが、何か新しい曲を演奏しようというポールの意気込みが強く感じられます。古くからのファンにとっては、まさかこの曲を演奏するとは信じられない思い出はないかと思います。もっともポールの意気込みとは別に、ウケがいまひとつであったためか、この後はセットリストから外されてしまい、演奏されたのがこのツアーの短い時期だけだったというレアなナンバーです。
さらにこのツアーの特長としては、「The Word」のライヴ初演がなされたという点です。ビートルズ時代はライヴで演奏することのなかった『ラバーソウル』収録の曲で、ウィックスの奏でるシンセが当時は不可能だったスタジオ録音の再現をステージで行なっています。裏声によるコーラスなどはビートルズ時代そのまま。むしろビートルズ・バージョンよりもアップテンポで疾走感あふれるアレンジとなっています。もちろんビートルズ・バージョンは混沌の中からジョンのヴォーカルが飛び出る箇所が魅力ではあるのですが、その部分をポールは自分のカラーで見事に再現しています。さらに驚くのは、曲のエンディングがそのまま「All You Need Is Love」のエンディング・リフレインにメドレーで繋がるアレンジとなっている点です。いくらなんでもポールはサービスし過ぎ、盛り込み過ぎだと思いますが、これもまたサービス精神の表れとして好意的に受け止めましょう(笑)
そして肝心の音質ですが、サウンドボード音源がないこの短期ヨーロッパ・ツアーにおいて、最も優れたオーディエンス録音であるといえます。オリンピックのメインスタジアムという大会場でありながら、まるでアリーナの最前列で収録されたかのような近さ。また音に厚みと深みがあり、立体的な臨場感あふれるもので、周囲にうるさい観客もおらず環境にも恵まれた素晴らしい録音です。
ボーナストラックでは、このツアーにおける日替わりのナンバーで、モスクワ公演では披露されなかった曲を、それぞれ初登場音源で収録しています。12月12日のフィンランドはヘルシンキ公演より、「Hello Goodbye」「Drive My Car」「I’ve Just Seen A Face」と「I Will」の4曲を、そして12月19日マンチェスター公演から「Ram On」と、クリスマス間近ということで演奏された「Wonderful Christmas Time」を収録。
Mクローデルの最新作は、2011年12月14日モスクワ公演を、素晴らしい高音質にて完全収録。この短期ヨーロッパ・ツアーでしか演奏していないレアなナンバーもあり、さらにボーナストラックでは同ツアーにおける演奏曲を網羅し、2011年冬季欧州ツアーの集大成となっています。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。日本語帯付。
|
OLYMPIC ARENA MOSCOW RUSSIA December 14, 2011 DISC ONE 01. Magical Mystery Tour 02. Junior's Farm 03. All My Loving 04. Jet 05. Got To Get You Into My Life 06. Sing the Changes 07. The Night Before 08. Let Me Roll It - Foxy Lady 09. Paperback Writer 10. The Long and Winding Road 11. Come And Get It 12. Nineteen Hundred And Eighty-Five 13. Maybe I'm Amazed 14. I'm Looking Through You 15. And I Love Her 16. Blackbird 17. Here Today
DISC TWO 01. Dance Tonight 02. Mrs. Vandebilt 03. Eleanor Rigby 04. Something 05. Band On The Run 06. Ob-La-Di, Ob-La-Da 07. Back In The U.S.S.R. 08. I've Got A Feeling 09. A Day in the Life - Give Peace a Chance 10. Let It Be 11. Live And Let Die 12. Hey Jude
DISC THREE 01. The Word - All You Need Is Love 02. Day Tripper 03. Get Back 04. Yesterday 05. Helter Skelter 06. Golden Slumbers - Carry That Weight - The End
HARTWALL ARENA HELSINKI FINLAND December 12, 2011 07. Hello Goodbye 08. Drive My Car 09. I've Just Seen A Face 10. I Will
MANCHESTER ARENA MANCHESTER U.K. December 19, 2011 11. Ram On 12. Wonderful Christmas Time
|
|