ERIC CLAPTON [ 100 NIGHTS THANK YOU! ] | | DATE | 19971017 | PLACE | BUDOKAN, TOKYO, JAPAN | LABEL | PULSE | CODE | PU0004 | SOURCE | Superior Audience | TYPE | 2CDR | PRICE | ¥ 5,800 | |
初来日74年の日本公演初日から丁度100回目の記念すべきアニヴァーサリー・ショウとなった97年10月17日武道館公演を超A級のオーディエンスソースにて完全収録!!「Sunshine Of Your Love」が終わった所で日本での100回公演という偉業を讚え祝福するセレモニーがあり、観客とクラプトンが一体になった雰囲気の中大ラストを迎えます!!鳥肌必至!!本ソースは音質が特に素晴らしくアコースティックで始るオープニング「Layla」などは、爪弾く繊細なギターの音色も感度抜群に捉えており、さざ波のごとく広がってゆく拍手も適度なホール感で心地よく、まるで招待席で実際にショウを見ているような極上の臨場感が味わえます!!(レヴュー/□はSETLIST参照)今さらなぜこの年の音源が?という思いを抱きがちだが、リリースの意義はそのエポック性と驚くべき高音質にある。この日は74年10月31日のクラプトンの日本公演初演から数えてちょうど100公演目に当たった。そのためDISC2-?の後には招聘元のウドー音楽事務所のスタッフが舞台でその旨を告げ、オーディエンス全員がスタンド・オベイションでクラプトンへの花束贈呈セレモニーを祝ったという瞬間が捉えられているのだ。その後のクラプトンのスピーチでは、初来日以来日本の食べ物、人々、文化のすべてが気に入っていると語り、有働社長をステージに呼び出している(初来日の年をクラプトン自身が全く憶えておらず、「73年だっけ?72年?」とスタッフに訊いているのが面白い)。そしてその後DISC2-?の前にクラプトンは本作のタイトルともなった言葉を発するのである。このセレモニーでのクラプトンへの鳴り止まない歓声と拍手が改めてクラプトンの日本公演の歴史の感動を甦らせてくれる。クラプトンのスピーチが聞ける、こうした節目となったコンサートの全貌を捉えた本作の音質がまた凄いとしか言いようのないレベルで、この年24日に収録されて衛星テレビで放映されたマスターから落とされたサウンドボードものよりも音・バランス・迫力(音圧)のすべてにおいて優っているのだ。サウンドボードを超えたオーディエンス・ソースの最高峰であり、同時にこの年の日本公演タイトルの決定版と言ってよい。既発盤ではこの日の音源は『100TH NIGHT IN JAPAN』(Mobile Reality Sound Lab)や16CDボックス『ON GUITAR AND VACALS,ME』(Jungle Tiger)のうちの一日でリリースされていたが、本作は完全別マスターであり、そのクオリティは圧倒的にそれらを凌駕するものだ。バンドにはこの時だけのメンバーとしてジョー・サンプルがピアノで参加していたし、時期的には『PILGRIM』完成前のスポットツアーということで、今でもこのツアーでしか聴けなかったナンバーが組まれていた(DISC1-?)。このナンバーの言語を絶する美しさもさることながら、サンプルが情念のプレイでクラプトンと渡り合うDISC2-?がとにかく素晴らしい。既発盤をお持ちのファンもこの日に限っては買い直す価値ありのタイトルである。 |
LAYLA/CHANGE THE WORLD/NOBODY KNOWS YOU WHEN YOU ARE DOWN AND OUT/TEARS IN HEAVEN/GOING DOWN SLOW/BROKEN HEARTED/PILGRIM/BEFORE YOU ACCUSE ME/I SHOT THE SHERIFF/WONDERFUL TONIGHT/I'M TORE DOWN/HAVE YOU EVER LOVED A WOMAN/COCAINE/TEARING US APART/OLD LOVE/SUNSHINE OF YOUR LOVE/EVERYDAY I HAVE THE BLUES |
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