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孤高のギタリスト、ジェフ・ベックの約4年振りとなった待望の来日公演から、4月7,8,9日の3夜連続公演となった東京ドームシティホール公演を約285分、余す所無く完全収録です。 現在、製作中とも完成間近とも多々噂される最新アルバムは残念ながら今回の来日には間に合いませんでしたが、公演直前に日本でのみリリースされたその新譜からの先行New EPとなった “YOSOGAI” の中からの新曲もフューチャーして、結果トータル7曲(Loaded, Nine, You Know You Know, Yemin, Danny Boy, Choral, Why Give It Away)もの新曲がセット・インし、世界中が大注目のワールド・ツアーのNewセットとなりました。 来日直前にヴァイオリン奏者のリジー・ボール嬢がひっそりとメンバーから外れてしまい(離脱の正式発表ナシ)、これぞ正に “予想外” の幕開けとなりましたが、ドラマーに技巧派パワー・ヒッターのジョナサン・ジョゼフ、名門バークリー出身のマルチ・プレイヤー・ギタリストでもあるニコラス・メイヤー、そしてベースには前回に 引き続き、キャンディ・ダルファーや更にはプリンス殿下も認めた泣く子も黙らせるファンキー・スーパーウーマン、ご存知ロンダ・スミスをベースにフューチャー。 当初はリジーをフューチャーして今までとは違ったバンド・アンサンブルも密かに期待されましたが、やはり 定石通りの力強いラフでダイナミック、シンプルで攻撃的なロック・アプローチこそが本来のジェフ・ベックの姿、ミス・トーンですら彼独特な別次元なのです...ここでミスするか!!、といったミスも実に彼らしいです。(3日目のLed Bootsのイントロでの大ポカが良い例です。) ジェフお馴染み定番楽曲群に加え、前述の通り7曲のニュー・ナンバーを散りばめ(そのうちの1曲 You Know You Knowは新譜未収録との事)、静と動の緩急変幻自在なセットとなった聴きどころ満載のイマジネーションが溢れる、いかにもジェフらしいステージ構成になっています。4年前のステージはオーケストレーションも有った為、若干大人し過ぎた感の印象もあったのですが、今回は無駄な贅肉を削ぎ落としたかの様な、ジェフ節全開の痒い所に手が届いた、圧巻で絶好調なポテンシャルによるジェフ独特のエネルギーを感じられる本当に素晴らしい内容となっています。 サウンド・エンジニアの某氏がステージ袖で使用しているステレオIEM(イン・イヤー・モニター)ソースと臨場感溢れる極上音圧のオーディエンス・ソースとをフル・スペック・マトリックス。 また楽曲に合わせて1曲毎に丹念にマトリックスを施し、ジェフのギターを最大限に生かす事に重点を置いた拘りのミックスです。 2014年来日公演のメモリアル・アイテム第二弾の登場です!!
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