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1998年以来、年一回のペースで行われている同See No Evil Recordsレーベルのメタリカ海外遠征。 数えて17年目となる今年2014年は通算3度目となるドイツ公演!! (注・2001、2002年はツアーが無かった為、海外遠征は無し。) 全世界が待ち望む、2008年リリースの“DEATH MAGNETIC”以来の注目の新譜となるアルバム制作に遂に着手したベテラン・メタル・モンスター、メタリカの毎年の息抜き恒例行事となっているサマーツアーより、6/4ハンブルグ、そして6/6ニュルンベルグの両公演をそれぞれ150分に渡っての完全収録。 しかも2012年オライオン・フェス完全収録の4枚組アイテム “BLACK N' BLUE” (S.N.E-188)同様にステージ最前列、スネイク・ピットからの収録です。 バンド史上初の試みとなる、ファンによる“完全リクエスト制”となったセットリストですが、意外にもマニアック度は皆無なオーソドックスな正に純然たる “Best of Metallica” 感たっぷりのステージとなりました。 ツアー出発前、ラーズもこの件に関して「思い出しながらたっぷり練習しなきゃならない曲も入るだろうなって思ってたんだけどさ、案外そうでも無さそうなんだよね(笑)」と、余裕の発言。 そんな中でセット入りしたレア曲は、近年ではアイルランド、ダブリン公演でのみプレイされている“GARAGE INC,”収録の地元アイリッシュ・トラッドソングでThin Lizzyのカバー曲 “Whiskey In The Jar”。 ジェイムズが感情たっぷりにソロを奏でる素晴らしいバージョンで、縁もゆかりも無いここ日本ではまず99.99%プレイされないであろう1曲です。
そしてこちらも近年ステージから遠ざかっていた佳曲、ほぼ2004年以来となった、ここドイツで見事にセット・インした“St. Anger” も聞き逃せません。また、ショウ当日に行われる敗者復活戦で意外にも選ばれたのが “The Day That Never Comes” 。 欧州でのメタリカのファン層の広さを強く感じさせる選曲となりました。 更には今ツアー最大のトピックとして、このサマー・ツアーの為に仕上げて来たほやほやの新曲 “Lords of Summer”。 セット前半のピークとなった8分を超える長尺なファスト・ソングです。 まだまだ荒削りで未完成、展開も強引な部分も多々有りますが、リフはそのままで“デス・マグ” 的路線にシェイプ・アップされれば、邪悪に満ちたチューンに様変わりしそうな新曲と言えるでしょう。この後の進化に期待大です。 ジェイムズがステージで使用しているノイズレスな非圧縮ステレオ・IEM(イン・イヤー・モニター)・ソースと24Bit/96kの極上オーディエンス・マテリアルとを完全フル・マトリックス。 オーディエンス・マテリアルに至っては、前述の通りステージ最前方に設けてあるスネイクピットからの収録となっており、ピット専用のP.A.前1メートルの距離からの収録で耳障りなオーディエンス・ノイズが全く皆無の、当夜の5万人規模のスタジアム・ショウとは到底思えない程の、サウンド・ボード音源に肉薄したハイ・クオリティさを兼ね備えています。 安定なバランスと迫力を兼ね備えた、有り得ない程の完璧な生々しさで臨場感溢れるライヴ感を存分に体感出来るクオリティとなっています。 もちろん、開演を告げるお馴染みのAC/DCの “Long Way To The Top”、そして戦慄のS.E. “The Ecstasy of Gold”、も一切合切カット編集無しで完全収録。 ROCK AM RING 2014のプロ・ショット映像と合わせて、この2014年夏、全メタル・マニアックに捧ぐ、究極の メモリアル・アイテムの登場です!! どうぞお聞き逃し無くっ!!! ボーナス・トラックとして、ツアー初日5/28ヘルシンキ公演から、ドイツ公演では残念ながらセットから外れてしまった2曲、“Blackened” と “The Frayed Ends of Sanity” をそれぞれ収録。 ご存知“The Frayed Ends of Sanity” に至ってはフル尺でのプレイは初の試みとなった大変貴重な1曲です。
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