2001年3月9日福岡公演を超高音質・完全収録!!耳障りなチャットが殆ど入らない、広がりのある臨場感タップリ。この日のみ「Hallelujah I'm Ready~」からスタート!!そしてなんと2曲目は初出の「Mr.Tambourine Man」でハープも披露し、会場は大歓声です!!「To Be Alone With You」と「Ring Them Bells」も新たにセットインしました。又、「Just Like A Woman」も大宮と福岡でしか演奏されていません。ジャパンツアーでのベストパフォーマンス。名盤です!!(レヴュー1)ツアー9日目、この日がベストだというファンは多いだろう。(12)からのステージラッシュは凄ましい盛り上がりで、ボブも今回初めて満面の笑顔を見せた。ボブの喜びは(17)によく現われている。国際フォーラムでもプレイされたが、その時よりもはるかに長いハモニカがフィーチャーされ、観客を喜ばせている模様が克明に記録されている。続く(18)は曲の途中でメンバー紹介するボブのテンションの高さに驚かされる。もちろん素晴らしいのはアンコールだけではない。(1)(4)(8)はこの日しか演奏されていない曲で、特に(8)など固定曲でも良いと思える程素晴らしいパフォーマンスだ。ジャパンツアーをひとつだけと思うなら本作。(レヴュー2)私はこの日のライヴを見なかった訳だが、本作を聴くとそれを心底後悔するほど素晴らしいショウであった。まず一曲目が(1)である。1999年から2000年まで頻繁に演奏された曲なのに、今回の日本公演ではこの日しか演奏されなかったからだ。そしてアコースティックの(8)はシンプルで美しいアレンジで歌で名演と言えよう。ただし、やはり日本初登場となった(4)は勇み足であったが。しかし、この日の白層は(10)である。ライヴでは決して珍しい曲ではないが、97年秋田以来日本では2度目の演奏で、その時とは違い74年のアレンジを踏襲しながら新鮮でいきいきとしたヴァージョンになっていて驚かされる。特にチャーリーのギターとそれに触発されてはつらつと歌を聴かせるボブが最高だ。これほどの出来ならこの日に限らずもっと演奏してほしかったと思わずにはいられない。そして本編最後の(12)はどういう訳か、異例のスローブルースで演奏され、これがまたとても新鮮で驚かされる。しかもこれらの演奏が非常に良好な音質で収録されているが嬉しい。ようやく日本公演もこれだけのクオリティで聴けるようになった。
Hallelujah I'm Ready To Go/Mr. Tambourine Man/Desolation Row/To Be Alone With You/Just Like A Woman/Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again/Masters Of War/Ring Them Bells/Don't Think Twice It's All Right/Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)/Drifter's Escape/Rainy Day Women No.12 & 35/Love Sick/Like A Rolling Stone/If Dogs Run Free/All Along The Watchtower/It Ain't Me Babe(Bob on harp)/Highway 61 Revisited/Blowin' In The Wind