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ボウイ1972年のツアーより、7月8日ロンドンはロイヤル・フェスティバルホール公演を高音質で完全収録。オープニングの司会者の挨拶から、会場内に流れる開演前のSEまで、まさに完全収録しています。このツアーは時期によってセットリストが異なることが知られています。この日は「Hang On To Yourself」から「Ziggy Stardust」というメドレーは通常通りながら、3曲目に「Life On Mars」が演奏され、珍しい「Supermen」などが含まれている点が特長です。

さらに興味深いのは後半の「Space Oddity」に続き、そのままアコースティックで「Andy Warhol」と「Amsterdam」が演奏されている点でしょう。そしてこの日は特別ゲストとしてルー・リードが飛び入りします。その為でしょう、「I Feel Free」や「Waiting For The Man」、そしてタイトルともなった「Sweet Jane」を一緒に演奏しているのです。このようにルー・リードがいるだけで、他のコンサートでは類を見ない特別なセットリストとなっています。

しかも1972年でありながら非常に高音質で、特別なセットリスト、レアなナンバーと相俟って、このツアーを代表するタイトルとなるでしょう。美しいピクチャー・ディスク仕様の永久保存がっちりプレス盤。