FOO FIGHTERS [ EVERYTHING COULD EVER FEEL ] | | DATE | 20020912 | PLACE | Shinjyuku Liquidroom, Tokyo, Japan | LABEL | Sylph Records | CODE | SY0148 | SOURCE | AUDIENCE | TYPE | 1CDR | PRICE | ¥ 2,800 | |
シルフ・レーベル既発名盤が廉価版にて登場!! フー・ファイターズの4thアルバム「ワン・バイ・ワン」発表直前の2002年9月12日、 新宿リキッドルームで急遽行われた一夜限りのシークレット・ギグを、 バランスバッチリの超高音質にて完全収録!!
ヴォーカルもクリアーです!! たった10分でソールドアウトとなったファン垂涎の貴重ライヴで、新曲5曲を披露!! (「All My Life」「Times Like These」「Disenchanted Lullaby」「Low」「Tired Of You」) もちろん人気ナンバーもたっぷり演っており全14曲約80分、メンバー・ノリノリの熱狂パフォーマンス!! 行ったファンはもちろん、行けなかったファンにも最高に楽しんでもらえる臨場感もタップリ!!
【レヴュー】 オーディエンス録音。だけど、音のバランスが非常に、良い。 この日、デイヴの喉は本調子ではなかったらしいが、こうして聴く分には、ほとんど気にならない。 むしろ必死になって、それこそ処によってはぶっきらぼうに聴こえる彼の歌声は、これまでの作品よりも少しばかり攻撃的な内容の『ワン・バイ・ワン』のカラーを、うまく伝えているように思う。 実際「マイ・ヒーロー」や「ラーン・トゥ・フライ」などの、割とソフトなナンバーも、ポップさよりもアグレッションが前に出ていて、オリジナル・アルバムを聴くのとはまた違った印象を強くアピールしているのが、おもしろい。
あのどこか丸みを帯びたダサいプロダクションから解き放たれた「ディス・イズ・ア・コール」などは、これこそが本来の姿だったら良かったのに、などと思ってしまう。 いや、しかし逆に「モンキー・レンチ」だとか、元々がメロディと疾走感との微妙な拮抗を売りとしているナンバーにおいては、それが崩れ、ただ勢いだけが前のめりになっているのは、些細な問題だが、すこし残念な感じがする。
まあ、それはともかくとして、アンコールで、ほとんどエレクトリック・ギターの弾き語り状態で歌われる新曲「タイアード」は、感動的というよりも、なんていうか余りにも黄昏いて、その寂寥感の上を、続く「エヴァーロング」の哀愁を含むアップ・テンポなノリが乗り越えてゆく構成は、このバンドの体質を表しているようで、個人的には、この盤のハイライトに感じられた。 スピーカーから聴こえる、ステージを去ってゆくデイヴのMCに応えるカタチで送られているのだろう観客の拍手に合わせて、思わず僕も、手を叩いてしまった。
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Live At Shinjyuku Liquidroom, Tokyo September 12nd 2002 01. All My Life 02. Breakout 03. My Hero 04. Generator 05. Times Like These 06. For All The Cows 07. Stacked Actors 08. Learn To Fly 09. Disenchanted Lullaby 10. This Is A Call 11. Low 12. Monkey Wrench 13. Tired Of You 14. Everlong
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