| MUSE [ SENSE OF URGENCY ] |  | DATE | 20040207 |
|---|---|---|
| PLACE | BAY NK HALL,CHIBA | |
| LABEL | SYLPH | |
| CODE | SY0557 | |
| SOURCE | AUDIENCE | |
| TYPE | 2CDR | |
| PRICE | ￥ 4,800 | |
| お待たせしました！最新アルバム「ABSOLUTION」を引っ提げて来日を果たしたUKロックバンド｢ミューズ」の2004年ジャパンツアーより、ツアー初日となった2月7日東京ベイNKでのライヴを、シルフならではの超高音質にて完全収録!!耳障りなチャットもなく、サウンドボードっぽいっす!!内容は、新作からのナンバーをタップリとプレイ!!新曲のライヴ・ヴァージョンを沢山聴けるのは嬉しい限り!!しかも1st･2ndの人気曲も含め全18曲のセットリストは文句無しです!!(ツアー中盤より曲数が減っただけにオイシイ初日公演です）孤高の美しさに満ち溢れた至福のメロディー＆ハーモニー！！鉄壁のバンドアン・サンブルは更なる成長を感じさせてくれます!!マシューのピアノプレイも鳥肌ものです!!ファンの間でも大好評の素晴らしい圧巻パフォーマンス!!これは聴き応え満点!!マジでファン必聴と断言!!メモリアル・アイテムがいよいよ登場です!!PS:大阪公演のリリースは都合により中止となりました…スイマセン…。（レビュー）『Tokyo Syndrome』と『Sense Of Urgency』は2004年2月7日のBAY NK HALL公演を、『Right Next Bitch To Hell』はその翌日の渋谷AX公演をそれぞれ2枚組CD-Rで収録。音質としてはどちらも申し分ないが、やはりSylphから出ている『Sense?』と『Right?』の2枚の音質はすばらしい。2ndアルバム『Origin Of Symmetry』とその後の一連のツアーでMuseはライヴパフォーマンスそのものを究めてしまったのではないかと思う。デビューしてたった数年で既にそこまでの域に達したMuseが3rdアルバム『Absolution』で実現しようとしたのは、音のダイナミズムよりもさらなる世界観の広がりであり、ライヴにおいてはショウとしての完成度を高めることだった。そのためにはこれまで以上にステージを作り上げる必要があり、これまでで最大級クラスの会場となったNK Hallでの公演が必要だったのだと思う。マシューの弾く光るパネルのついたピアノや巨大な3面スクリーン、これまでにない規模でのライティングなど、これまで以上に視覚的な要素が大幅に強化されたライヴショウだったので、その壮大さを音源だけで聴き取るのはやや無理があるが、それでも聴いてみればわかるはずだ。Muse独特の世界観に覆い尽くされた幻想的な異空間に陶酔しきった観客たちの溜息が。このショウを目撃した人であれば再び記憶のなかの異空間に戻り、そしてショウを観れなかった人はその場にいられなかったことを後悔するに違いない。このCD-Rに収録されているのはそんな異空間の一部なのである。今回のセットリストでのハイライトはいくつかあるが、ひとつは未知との遭遇をヒントにしたという光るピアノを使った曲たちだろう。その中でも3rdアルバムでもっともプログレ的な要素が強い「Butterflies And Hurricanes」。ロックからクラシックへ、さらにまたロックへ回帰するプロセスをライヴで見事に再現されている。『Tokyo Syndrome』のほうではなぜかイントロ部分が削られて歌い出しから始まるのだが、ちゃんと頭から聴きたいならば『Sense Of Urgency』を選んだほうがいいだろう。そして後半の代表曲連発のあとのアンコール。NK公演では美しいワルツ「Blackout」が演奏されたが、AX公演では「Feeling Good」が演奏された。この曲が演奏されたのは今回のツアーではこのAX公演だけだ。そしてラストは最強の新曲「Stockholm Syndrome」。通常、ラストには既作曲の中でもっとも盛り上がる代表曲が演奏されることが多いが、Museにそのセオリーは通用しない。最後の最後に新曲をドカーンと持ってくる。これこそMuseがこれまで常に貫いてきた現在進行形の進化と自信の現れだ。セットリストの流れとしてはAX公演の方が盛り上がりやすい自然な流れだったと思うが、NK公演では今回のツアー中NK公演でのみ演奏された次のシングル曲「Sing For Absolution」を聴くことができる点において聴いておいて損はないし、NK HallとAXというまったく規模の違う会場の空気感や雰囲気を比べてみるのもまた違った視点からMuseのライヴを味わうことができるのではないかと思う。 | ||
| Intro/Apocalypse Please/Hysteria/New Born/Sing For Absolution/Thoughts Of A Dying Atheist/Citizen Erased/Space Dementia/Endlessly/Sunburn(piano version)/Butterflies And Hurricanes/The Small Print/Forced In (inst)/Muscle Museum/Bliss/Time Is Running Out/Plug In Baby /Blackout/Stockholm Syndrome | ||
